正解なんてわからないのが子育て。
周りと比べずいきましょう。
我が子のホームスクールに戸惑いながらも受け入れた私のプロフィール
- 子供が学校に行きたくないと言っている
- 子供がホームスクール(不登校)だ
- 同じ状況の人(ホームスクール)の情報が知りたい
年々増え続けている不登校の生徒たち。
私も、「まさか自分の子が当事者になるとは思っていなかった!」というのが本音です。
きっと同じように不安でとまどっている方がいらっしゃると思います。
そんなあなたに(私にも)根拠はないけど、あえて言います。
絶対絶対大丈夫!!!
この言葉を合言葉に日々生きている私。
同じ状況の方に、こんな家族もいることが何か参考になるといいなと思ってます。
※正解は1つじゃありません。
学校教育を否定もしていません。行けるなら行った方がいいし、私自身も学校で楽しい思い出がいっぱいあります。
だから、どっちがいいよーと言うつもりもありません。
あくまでこんな人もいるんだなーくらいに読んでいただけたら幸いです。
子どもが学校に行きたくないとなった我が家の体験談
小学校に行くのがあたりまえ。
そんな風に思っていた私にとって我が子の「学校に行きたくない!」はかなりの衝撃でした。
ちなみに我が子は幼稚園では普通に何もなく楽しく過ごし、友達が泣いていたら先生を呼んでくる。
そんな子でした。
だから、はじめの頃はみんながびっくり!とまどい!
我が家の対応
ザックリまとめるとこんな流れで現在に至ります。
【小1】入学1週間経過・登校渋り→母子登校→保健室登校→放課後登校→「俺はもう限界だ。学校辞めるわ」宣言→【小2】ホームスクール(今ココ)
我が子がホームスクールになって初めて意識したことがあります。
それは、
そもそもの学校環境が合わない。
そんな子供たちが一定数存在します。
「俺、もう限界だ。学校辞めるわ」
と子に真剣に言われて。
「小学校には慣れてそのうち行くだろう」と思っていた私と夫でしたが、悩み戸惑いながらも行かないという選択を受け入れることにしました。
この時はこの先どうなるんだろうと私がめちゃめちゃ不安!
小学校に入ってからわかってきた我が子の特性はこんな感じでした。
- 人見知り
- 環境やモノゴトの理解度が高い
- 初めての場所や変化が苦手
- 納得したことはする・約束は守る
- 興味があることへの探求心がすごい
- 慣れたらユーモアを交えて話す
- 大人と話が合う
子の特性を知るにつれて、ギフテッド・HSCという言葉を知りました。
医療的に診断はされていませんが、おそらくうちの子はギフテッド・HSCぽいのかなぁ。と思っています。
関連記事:HSCな子供たちとは。我が家のHSCの子供たちを紹介(作成中)
関連記事:ギフテッドとは。特徴や抱える問題について解説(作成中)
当時の子の言葉です。
5分で終わること(授業の内容)を45分も座っていられない
知らない人の前で体操服に着替えるの無理
休み時間が短すぎる(5分)
小1の1学期で早退した帰り道、子はこんなことを言っていました。
今思い返せば、「そうよね」と共感できます。
しかし、その当時は「大人びたこと言ってんじゃないよ、それでも小学校は行くもんなんだよ!」と息子にイライラしていました。(ごめんよ)
関連記事:小1ホームスクール。ちゃんとした大人って何だろう(homeschool)|ゆなな|note
学校や外部施設との対応
子が学校に行きたくない!となっている間、私は学校や外部機関と以下のようにつながりました。
- 週1回スクールカウンセラーさんとお話
- 2週間に1回担任の先生と面談
- 発達面の検査のため医療機関とつながる
- 宿題や学習など本人が興味をしめさないため無理にしない
- 【小2になってから】プリント類受け取らない
- 給食費や教育費などを停止
親や子にとって負担にならない学校との付き合い方を探すのが大切だと感じています。
(そうじゃないと、親の精神がめっちゃ削られてツラくなります。あたり前に小学校生活がこなせている比較対象の子たちがたくさんいるから)
順番に説明します。
スクールカウンセラーさんとお話
スクールカウンセラーさんとは、こんな役目があります。
スクールカウンセラーの役割とは
学校ではカバーし難い多くの役割を担い、教育相談を円滑に進めるための潤滑油ないし、仲立ち的な役割を果たしている。
文部科学省 2 スクールカウンセラーについてより引用
私の担当してくださっていたのは、臨床心理学と子供の発達を専門としておられる女性のカウンセラーさんでした。
結果、すごく助けられました!
専門家としての意見・親としての気持ち・不登校の子がどうやって成長していくのか。
など、客観的な意見をもらえるのがとても助かりました。
初めの頃は小学校で過ごせないわが子にとまどって、泣きながら話を聞いてもらってた。
子供がホームスクールになってからも私だけは週1で学校に行き、スクールカウンセラーさんとお話。
そのうちスクールカウンセラーさんと超仲良くなって夫の愚痴を言い合う仲に!笑。
子が学校に行かなくても、親は学校とつながっておくほうがいい。(できれば)
そんな風に考えています。
2週に1回担任と面談
学校に行っていたころは、息子の様子、何が出来そうで、何が難しそうなのかを面談で共有していました。
「スモールステップで行きましょう。」
と息子のペースに合わせてくれる担任だったので、とても感謝しています。
試行錯誤していたときの記録はこちらのnoteに残しています。↓
関連記事:登校渋りの小学1年生。スモールステップで教室まで入れた方法をご紹介。|ゆなな|note
学校に行かなくなってからは、月に1回電話で話したり、家庭訪問してくれたり。
そんなペースで成長を見守ってくれています。
医療機関とつながる
スクールカウンセラーさんの薦めもあり、医療機関で発達の検査をしてもらいました。
しかし、3回の検査のうち1回しか受けることが出来ず、(どんな場所か分かった息子は負担が多く感じたため激しくいくのを拒否)それのみの診断になってしまいましたが、
我が子には、
感覚過敏・書字障害
との診断を受けました。
また、子にとって、【モノとモノを比べて書き写すこと】が特に困難とのことがわかりました。
学校生活は黒板の字を写したり、書いたりが大変多いので、学校の授業システム自体にも困難があったようです。
(日常生活では全然感じないのだけどなぁ~)
今まで見えなかったことが見えたので、医療機関とつながったのは良かったように思っています。
宿題などを含め学校のペースにあわさない
初めの頃は私はとても焦っていました。
- クラスのペースに合わせなきゃ!
- 学校に行っていないのなら宿題はきちんとさせなきゃ!
- 今は授業中だから同じように勉強しよう!
- 提出物はしっかりと!
などなど。
だけど、我が家の場合、本人が学校の環境に合わない&本人も学校教育を求めていないので、学校のペースに合わせるのがとても難しかったです。
やらなきゃなのに、できない。
親の私がさせなきゃ。だけど、本人はしない。
そんな状況が続き、どんどん私の精神が削られていきました。
だから、担任とも相談し、
今は学校のペースには合わせず本人のペースで行く
これを共有しました。
学習面は気になるけど、我が子は学校以外の別の方法でどんどん学んでいます。
関連記事:【ホームスクール】ゲームで算数や国語を学んでいる息子。おすすめのゲームを紹介
しばらくは本人のペースでの成長を見守ろうと思っています。
プリント類受け取らない
これも上記と同じ理由で小2になってからは止めてもらっています。
受け取っても捨てられる運命のプリントたち。
そのプリントを受け取るたびに、
【他の子たちはこれをやっているんだよなぁ】と私の精神が削られていきます。
そして、子供にツラく当たってしまう日々が続いていました。
だから、必要となる時がくるまで(来ないかもだけど)担任にお話し、とめてもらいました。
マイペースでいい。
給食費や教材費の停止
食べない給食や使わない教材にお金を払うのもモヤモヤしていたので、担任に停止をお願いしました。
書類等は必要なく、口頭で手続きが完了しました。
また行きたくなったら復活できます。
掲示物や係活動からの名前をはずす
小1年度末に小2の対応をどうするかの相談をしました。
我が子の希望としては、「名前も席もいらない。もう行かない。」でした。
だけど、担任の希望と私も席を無くすのはさみしかったので、席とロッカーだけは置いておく。
他の名前(掃除当番や係活動など)ははずす。
そんな風に決まりました。
不登校関連で情報発信している方々【私はめっちゃ助けられた】
小学校に行っていない人は同じクラスにいますか?
私は、たまたま仲の良い友達が学校に行かないという選択をしていたので、情報交換もできたし、まわりの人たちの理解も得られていたので、孤独にならずにすみました。
だけど、もし孤独でツライ気持ちになっていたら、全国に同じような選択をしている人がいます。
以下では私が助けられたSNS始め情報を全部ご紹介します。
- 今じんこさん(お子さんが学校に行かない選択をされています)
- ホームスクール団体 HOSA(ホームスクールを伝える団体)
- 助産師のHISAKOさん YouTube【終わりない子供の不登校体験から伝えたいこと】
- 小幡和輝さん(ご自身も不登校の経験ありで会社の社長さん)
あとは、Twitterもおすすめ。
私はTwitterで不登校やホームスクールを選択された親御さんとたくさん出会ってたくさん元気と情報をもらいました。
詳しい内容は以下の記事で説明しています。
関連記事:子供が学校行かない!そんな時に見てほしい。不登校関連の情報発信されている方々を紹介します。(作成中)
子供がホームスクール(不登校)になったときの親の心構え
積極的にホームスクールを選んだのでなければ、学校で楽しく過ごす子供たちがイヤでも目に入るので親の精神がかなり削られます。
- 学校に行くべき。
- 勉強は学校の授業でしかできない
- 学校に行けないのは親の自分がわるい
などなど、親自身が直感的にそう思ってしまうからです。(私の場合はね)
だけど、本当にそうでしょうか。
学校に行っていても、学校に行っていなくても子供は成長する。
ただ学校の環境に合わないだけ。
健康で幸せな環境で過ごすことが大切。
私の場合、上記のように思いなおし、精神が削られる原因を避けたり、自分の考え方を変えたりしました。
学校に行く。なれる。を目的にするのではなく、
その子に合ったステキな人生を歩める人になれるよう親はサポートする
これを子育ての目標に変更しました。
- 枠から外れる覚悟を決める
- 子自身そのままでいいと受け入れる
- ホームスクール(不登校)を経て大人になった人を知る
- 同じ環境の人とつながる
関連記事:子供が学校に行かなくなって半年。私が楽になった考え方はこうでした。
ホームスクーラー(不登校児)の【お昼ご飯問題】を解決する方法
小学校に行かない。となると、子供ががずっと家にいる時間が増えます。
いわば、毎日が日曜日状態!
親子でストレスにならない過ごし方を考えることが大切。
ここでは、我が家の場合の子供たちのお昼ご飯事情をご紹介します。
- 自炊を教える
- ベースブレッドを用意する
- 冷凍食品をフル活用する
- 栄養のことは一旦考えない。楽しくを優先
詳細は以下の記事で解説しています。
関連記事:在宅ワークにおすすめ。完全食品ベースブレッドについて正直レビューします。(作成中)
小学校だけじゃない。オンラインフリースクールという選択。
子供がホームスクールになって、学校以外にたくさんの居場所を作ってくれている大人たちがいることを知りました。
こちらではオンラインで運営されているフリースクールを紹介します。
我が家も大変お世話になっています。
オンラインフリースクールとは
オンラインで運営されているフリースクールのことです。
無料のモノもあれば有料のモノもあり、内容もそれぞれ異なるので、住んでいる場所にとらわれず、お子さんに合ったモノを探すことができます。
さらに、特定の条件を満たせば出席扱いになるオンラインフリースクールもあります。
参考資料:文部科学省 不登校児童生徒への支援の在り方について
これらの知識は子供が利用するしないに関わらず親が知識や選択肢として知っておくと安心できると思います。
我が家もオンラインフリースクールでお世話になった経験談をnoteに書きました。
もし興味があればどうぞ。
関連記事:不登校・ホームスクールの小学生が利用できる。全国のオンラインフリースクールのまとめ(作成中)
ホームスクーラー(不登校児)の運動不足が心配。家でできる運動はコレがいいよ!
学校に行かずに家にずっといると運動する機会が極端に減ると思います。
そこで我が家が取り入れている運動アイデアを5つ紹介します。
- 家事をしてもらう
- トランポリン
- 室内の鉄棒
- リングフィットアドベンチャー
- YouTubeでダンス
ホームスクール・不登校児のおすすめの運動方法の詳細はこちらの記事で解説しています。
関連記事:ホームスクール・不登校児の運動不足が心配。家でできる運動方法はコレがいいよ!5つ紹介(作成中)
関連記事:家で、親子でできる。switchリングフィットアドベンチャーのレビューをします。(作成中)
ホームスクーラー(不登校児)の学習どうする?多方面からの学び。
学校に行かないとなると、心配になるのが学習面。
こちらでは家庭でできる学習方法をご紹介します。
特に我が家の子は学校での授業を受けることがむずかしい。
よって、家庭でできる学習方法を色々模索しているところです。
- 無料ダウンロードプリント
- オンライン教育コンテンツ(無料)
- YouTube
- 通信教材(有料)
- ゲームから学ぶ
- 日常生活から学ぶ
ホームスクール・不登校児が家でできる家庭学習方法については以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ホームスクール・不登校児が家でできる家庭学習方法を紹介。我が家の場合も。(作成中)
関連記事:ホームスクール・不登校児におすすめの通信教材を3つ紹介(作成中)
まとめ:親も子もすこし大変だけど、大丈夫。ステキな生き方を探していこう。
まとめいきます。
子供が学校に行かない!行けない!となると、親は大変とまどいます。
私もそんな一人です。
- 家での対応
- 学校との対応
- 外部の機関との対応
- 食事問題
- 運動問題
- 学習問題
学校に行っていないことで、考えることや対応が増えてしまいます。
だけど、大丈夫です。
- 枠から外れる覚悟を決める
- 子自身そのままでいいと受け入れる
- ホームスクール(不登校)を経て大人になった人を知る
- 同じ環境の人とつながる
大多数の人が歩む道ではないかもしれないけど、たくさんの人が学校以外の選択肢を用意してくれています。
一人一人にあった環境で適切な教育が受けられるように私も模索してみます。
※学校教育を否定しているわけではありません。行ける子は行く方がいいです。私も学校は楽しい場所でした。
この記事のどこかが参考になればうれしいです。
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